
KAZUTO TOMINAGA
冨永 和人(とみなが かずと)
(「新しいC言語の教科書」著者紹介より)
著述やソフトウェア開発などを行なっている個人事業主です。2012年までは工科系大学の准教授で、コンピュータサイエンスを教えていました。授業担当は主にプログラミング、OS、ソフトウェア工学などで、C言語プログラミングは18年間の在任中ほぼずっと担当していました。
初めてC言語に触れたのは、大学に入ると同時にアルバイトでプログラミングがしたいと入ったソフトウェアハウスでUNIXワークステーションを使わせてもらった時です。ちなみに大学の授業で最初に習った言語はFORTRANで、マシンはメインフレームでした。まだC言語を授業で教える時代ではなかったのです。
その後は学校や仕事で数多くの言語に触れ、それらを使ってきましたが、一番長く一貫して実用に使ってきた言語がC言語です。ソフトウェアハウスの仕事以外で、企業向けC言語講座の講師を務めたこともあります。これら(と大学での授業)の経験から、しっかりC言語が分かり、安心してプログラムが書けるようになるテキストをと考えて執筆したのが本書です。
いま現在、仕事でよく使っているのはCとRuby、他に興味のある言語はHaskellです。
略歴
- 1966年生まれ
- 1994年 東京工業大学理工学研究科情報工学専攻博士課程単位取得退学
- 1996年 同専攻より博士(工学)の学位を取得
- 東京工科大学工学部情報工学科講師、同助教授、米国イリノイ大学アーバナ=シャンペーン校コンピュータサイエンス学科客員研究員、東京工科大学コンピュータサイエンス学部准教授などを経て、2012年4月に独立、
現在
和(かのう)情報網 代表 博士(工学)
主な著書
「図解コンピュータ概論 ソフトウェア・通信ネットワーク」(オーム社)、「組込みユーザのための アセンブリ/C言語読本」(オーム社)、「例解UNIXプログラミング教室」(ピアソン・エデュケーション)、「わかる Git」(和情報網/パブー)