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You can use this page to email Jason Little と Masanori Kado about Lean Change.
本書について
組織の文化やマインドセットを変えなければ、アジャイルはうまくいかないと考える人がいる。このことを「アジャイル変革(Agile Transformation)」と呼ぶ。また、アジャイルは導入可能なツール・プロセス・プラクティスの集合だと考える人もいる。このことを「アジャイル導入(Agile Adoption)」と呼ぶ。
結局のところ、組織にアジャイルを取り入れることが大きな変化であり、アジャイルに取り組むことはパズルの1つのピースにすぎない。
つまり、アジャイルは(「変革」であれ「導入」であれ)組織変革のきっかけにすぎないのである。さまざまな研究を1995年まで遡ってみても、組織変革の成功は極めて低い結果となっている。チェンジマネジメントによって、変革管理に多くのツール・手法・プラクティスが導入された。アジャイルによって、現代の組織における作業管理に価値や原則が導入された。
本書は「リーンチェンジ」と呼ばれる手法を使って、この変革管理とアジャイルのギャップを埋めていく。この手法は、リーンスタートアップの概念を組織変革に適用したものだ。物事の本質を見抜くところから意思決定や変革に対する反応の管理まで、本書はあなたの「リーンな」組織変革を支援する。
本書はインクリメンタルにリリースしていく。最初のリリース(1/27)には、2章分の内容といくつかの例が含まれている。今後は、フィードバックを反映したアップデートバージョンを毎週リリースしていく予定だ。
著者について
[著者]Jason Little:1996年からソフトウェア産業に携わっており、組織変革コーチ・国際的講演者・ビデオ講義シリーズ「Agile Transformation: A Guide to Organizational Change」の著者でもある。このビデオシリーズはInformITとSafari Books Onlineで公開されており、アジャイルプラクティスを使って組織に変化をもたらす方法を示したものである。
2002年からアジャイルプラクティスを実際に使用し、2007年からは社外コーチ/コンサルタントおよび社内コーチ/プロダクトオーナーとして、組織にアジャイルプラクティスを導入する支援をしている。
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[翻訳]角征典:1978年山口県生まれ。ワイクル株式会社取締役プログラマ。産業技術大学院大学情報アーキテクチャ専攻(在学中)。2001年成蹊大学経済学部経営学科卒業。「スクラムガイド」や「Martin Fowler's Bliki」の翻訳者でもある。訳書に『プログラマの考え方がおもしろいほど身につく本』『Software in 30 Days』『サービスデザインパターン』『Clean Coder』『メタプログラミングRuby』(アスキー・メディアワークス)、『Running Lean』『ウェブオペレーション』『リーダブルコード』(オライリー・ジャパン)、『7つのデータベース 7つの世界』『アジャイルレトロスペクティブズ』(オーム社)などがある。
[著者]Jason Little:1996年からソフトウェア産業に携わっており、組織変革コーチ・国際的講演者・ビデオ講義シリーズ「Agile Transformation: A Guide to Organizational Change」の著者でもある。このビデオシリーズはInformITとSafari Books Onlineで公開されており、アジャイルプラクティスを使って組織に変化をもたらす方法を示したものである。
2002年からアジャイルプラクティスを実際に使用し、2007年からは社外コーチ/コンサルタントおよび社内コーチ/プロダクトオーナーとして、組織にアジャイルプラクティスを導入する支援をしている。
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[翻訳]角征典:1978年山口県生まれ。ワイクル株式会社取締役プログラマ。産業技術大学院大学情報アーキテクチャ専攻(在学中)。2001年成蹊大学経済学部経営学科卒業。「スクラムガイド」や「Martin Fowler's Bliki」の翻訳者でもある。訳書に『プログラマの考え方がおもしろいほど身につく本』『Software in 30 Days』『サービスデザインパターン』『Clean Coder』『メタプログラミングRuby』(アスキー・メディアワークス)、『Running Lean』『ウェブオペレーション』『リーダブルコード』(オライリー・ジャパン)、『7つのデータベース 7つの世界』『アジャイルレトロスペクティブズ』(オーム社)などがある。