第6章 なぜプログラマーはLaravelを好むのか
早速、本題に入りましょう…なぜ、プログラマーはフレームワークにLaravelを使いたがるのでしょうか?
フレームワークへの憧れについて、少し話をさせてください。
(今、セラピストと話している映像を思い浮かべています。彼は賢人ぶって頷いています。パイプで一服し、一言話しかけます。「Zeeフレームワークへの憧れついて、話してください。」)2
私はPHPで書かれたプロジェクトに携わらなくてはなりませんでした。学校における飛び級のように、“class”の概念をすっ飛ばした開発者により書かれた、PHP4のプロジェクト達は膨大に膨れ上がっていました。通りの向こうにはRuby開発者が見え、地震、竜巻、もしくは雷でもかまわないので、彼らのいるビルの、その階が自然の脅威に見舞われることを静かに祈っていました。
(これが私を悪い人間にしたのでしょうか?)
これはRubyがまだ新しく、輝いていた時のことです。(Rubyは言語として素晴らしく素敵な一面を持っているにせよ)Rubyを素敵に思わせたのは、言語自身ではありません。
全ての開発者はRuby on Railsに群がりました。
では、なぜ彼らは群がったのでしょう?
なぜなら、面白い開発方法を約束していたからです。面白いとは、パワフルで、読み書きしやすく、素早い開発のことです。私はRoRがプログラミングを再び、喜びに満ちたものにする雰囲気を醸しだしたのだと確信しています。RoRによりもたらされるコーディングの喜びは、私達全員にプログラムへの欲求を起こさせる、プログラミングを始めた頃の刺激と同じものです。
PHP界を鑑みると、とても悲しい状態だったでしょう?太郎に次郎に花子さん3は「PHPプログラマー」です。だって、Wordpressのインストールができるんですから。
(Wordpressについては次の章、「WrodPress:良い点、悪い点、ひどい点」をご覧ください。)
しかし、だめでした。プロジェクトはPHPのままでという要求に縛られ続けました。私達はRuby開発者のように、格好良くはいきませんでした。彼らは最先端でした。彼らは言語の垣根を超え、名声を手にした人々です。
そこにやってきたのがLaravelです。LaravelはRuby on Railsの一番良い部分をPHP界に取り入れてくれました。突然、PHP開発者は別々のスクリプトの代わりに、コントローラーへのルートを使い始めました。DRY(Don’t Repeat Yourself:自分で繰り返すな)のコンセプトが意味を持ち始めました。Smartyテンプレートだけが提供していた方法で、PHPの真髄と融合した”Blade”テンプレートエンジンを突然手にしたのです。素早く開発でき、読み書きしやすい、PHPのポテンシャルにおける解脱の境地を手にしたのです。
私がLaravelが凄いと言っているように聞こえますか?正にその通りです。